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ボリビア(南アメリカ)

ボリビアの地図
ボリビアの地図

 ボリビア(正式名称:ボリビア多民族国)では多数の鉱山やその周辺を調査しました。憲法上の首都はスクレですが,事実上の首都はラパスです。
 ボリビアは日本の国土の約3.3倍程度の面積を有しますが,人口は約1千万人弱です。
 地理的には右図のように国土の1/3が標高3,000m以上の高地で多くは高地の寒冷な気候の場所に住居しています。低地はブラジルと連なる熱帯雨林や乾燥地帯で人はあまり住んでいません。高地はアンデス山脈に属します。ボリビアでは東アンデス(オリエンタル山脈)と西アンデス(オクシデンタル山脈)に別れ,両山脈の間はアルチプラーノと呼ばれる高原地帯(標高約4,000m)が広がります。その中にチチカカ湖,やポーポ湖などの湖や広大なウユニ塩湖などがあります。
 西アンデス山脈は火山と台地が広がり,人があまり近づけません。東アンデス山脈はアンデス造山運動で隆起した古生代の地層とそれに貫入した火山岩が広く分布しています。
 多くの鉱山は東アンデス山脈中に点在して見られますが,調査位置の関係で大きく北からラパス,オルロ,ポトシおよびケチスラ地域(トゥピサの西約100km)に区分し(上図参照),調査当事に撮影した写真について順次紹介して行きます。
 その他,東アンデス山脈やアルチプラーノなどの写真も紹介しています。

 ここで紹介している写真はすべて1975~1985年に掛けて行った調査時に撮影したもので,既に30余年経過しており,現況とは大きく異なる場所も多数あります。特に鉱山のほとんどは既に閉山しており,二度と訪れることが出来ない場所も多くあります。

東アンデス山脈 アルチプラーノ ラパス鉱山
オルロ鉱山 ポトシ鉱山 ケチスラ鉱山